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  • 2020年5月12日

    手洗いチェッカーを使ってみました

     新型コロナ感染拡大防止策の一つとして「手洗いの徹底」があります。でも実際自分の手洗いがどれくらい上手にできているのか、なかなか知ることができません。そこで写真にあるような電気スタンド型の「手洗いチェッカー」を借りてきて、試してみることにしました。
     まずは専用のローションを手に塗ります。このローションがブラックライトに反射して紫色に光るというのがチェッカーの仕組みです。ローションを両手の表裏に丹念に塗って、いつものように石鹸で手を洗います。よく水をふき取った後、ブラックライトに当てると洗い残しが紫色になって見えるのです。
     何人も試していると、自分の手洗いの癖によって洗い残しの場所が違うのが分かります。手のひらはきれいなのに手の甲に洗い残しの多い人、指の間に洗い残しが多い人などです。そして多くの人が爪の付け根のあたりに洗い残しがありました。爪の先だけでなく、付け根のところも丹念に洗うと良いのだと分かりました。
     子どもたちも試してみました。多くの子は手の甲や、手首のあたりに汚れが残っていました。確かに手を洗う様子を見ていると、手のひらばかりに意識がある子が多いと感じます。それに洗おうとする手の範囲が狭いことも多い。少し大げさかもしれませんが、肘の近くまで洗うような意識で手洗いをしてもいいのかもしれません。
     手をブラックライトにかざして、紫色になるのを見て、何も言わないのにすぐにもう一度手を洗いに行く子もいました。子どもなりにしっかりと手を洗うことへの意識が少し生まれたかもしれませんね。

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