0・1歳児の保育

0・1歳児の保育

◆育児担当制

0・1歳児の保育は、おむつ替えや衣服の着脱、食事の介助などの「育児」に関する部分は担当の保育士が行なう育児担当制をとっています。
なぜなら、いつも決まった保育士が関わることで子どもとの間に愛着関係が形成されやすいからです。愛着関係ができ子どもが安心すると、遊びも食事も積極的になります。
また0・1歳の時期にある子どもは成長が速く、できることがどんどん増えていきます。例えばおむつを脱がすときに自分で少しお尻を持ち上げることができるようになったり、靴下が少しずつ自分で脱げるようになったりします。そういう子どもの発達と保育参加に丁寧に寄り添うためには、常に関わっている人のほうが対応しやすいからです。子どものその日の体調にも細かい気づきがあります。
遊びの場面では複数の保育士全員で子どもを見ます。多様な大人との関わりは子どもの社会性を育む基礎となると考えるからです。

◆おむつ替え

丁寧に言葉かけをしながらおむつ替えを進めることが大切です。汚れたおむつを外したあと、おしっこのときは、お湯で絞ったタオルでお尻を拭きます。うんちのときは全部きれいにしたあと、シャワーでお尻を洗います。新しいおむつに着替えたあと、洗面台できれいに手を洗います。

◆食事

強化磁器の食器を使っています。お皿は縁が立ち上がりスプーンの先端と同じカーブがついていて、すくいやすいように工夫されています。スプーンも持ち手が太く持ちやすいものを使っています。食事をする前にどのぐらいの量を食べるか子どもに訊き、よそいます。
扱いやすい食器と丁寧な介助でスムーズに食事が進みます。