朝も夕も外遊び
朝も夕も外遊び
私たちは天候が許せば朝も夕方も外で遊ぶことを心がけています。外での自由遊びが子どもの社会性の育ちや自己肯定感を高めることに必要不可欠であると考えているからです。
近年、地域社会から子どもが自由に遊べる場所やかかわりの場が減り、子どもたちが外遊びで経験する多様な学びの機会が減少しています。思いつくままに外でする遊びを列挙してみます。
鬼ごっこ、かくれんぼ、砂場遊び、水遊び、ボール遊び、なわ跳び、ブランコ、かけっこ、リレー、泥んこ遊び、泥だんご作り、虫探し、木登り、どんぐり拾い、葉っぱ集め・・・ままごとやお店屋さんごっこだって外でもします。
これだけ多くの外遊びを通して、特にお友だちとの関わりを通して身につける社会性は、子どもの育ちにとって最も大切なもののひとつです。それには外での自由遊びは欠かせません。
外遊びは子どもの自己肯定感とも関連があります。対象年齢が少し上がりますが、国立青少年教育振興機構の調査(平成24年度)によると『自然体験や生活体験が豊富な青少年ほど、自己肯定感が高い傾向にある』という結果が出ています。実際に自分の身体を動かしてする体験が子どもの心も育んでいるのです。
子どもたちが関わり合い、響き合い、育ち合う、そういう土壌になることが保育園の役割であると考えています。そのために「朝も夕も外遊び」を大切にしています。