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  • 2017年11月4日

    丸太遊びで心も体も健やかに

     丸太にのって遊ぶことは、一見たわいもない遊びに思えるかもしれません。それが一体どうしたの?というぐらいの印象でしょうか。しかし良く見てみると様々な発達に関する要素が含まれています。登ったり、渡ったり、跳んだり、バランスを取ったりする動きは、身体運動の発達を促します。どのくらいの高さだったら登れるか、どのぐらいの幅だったら渡れるか、ジャンプで降りても大丈夫かなどの思考や判断という認知的な発達の機会にもなります。さらに、一緒に遊ぶ仲間とのかかわり、例えば自分と相手の順番はどうなのか、並んだときにあける間隔はどのくらいが適当か、押したりぶつかったりするとどうなるか、あるいは出会ったところでジャンケンをするルールについてなどの社会性の発達にも大きく関係します。

     このように多様な領域の発達に関連したこと、しかも子ども時代に身につけておきたい大切なことが丸太遊びの中で展開されているのです。子どもにとって「遊びは学び」であることを、丸太で遊ぶ子どもたちの姿が教えてくれています。

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