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2018年4月25日
雨の日の葉っぱ拾いは、感性の新芽を潤す
昨日は雨にもかかわらず、お宮さんに葉っぱ拾いに出かけました。新しく買い備えていた園のカッパを着込み、子どもたちは上機嫌で雨の中を出発しました。
雨の中を歩くことは、水滴が顔にかかるし、レインウェアでは動きも制限されるしで、嫌なものでもあるはずです。でも子どもたちは好奇心の方が断然強く、文句ひとつ出ません。また、雨天での不自由さがある種の危機感をもたらしているのか、自分をコントロールする意識が芽生えているようでした。神社までの道のりも、先生の言うことをよく聞くし、安全に注意する姿も見られました。
神社に着いて少しだけお参りした後、ビニール袋をもらって葉っぱ拾いが始まりました。色んな種類の木があるので葉っぱの色も形も様々です。「こんな大きいのがあった」「黄色い葉っぱ」「こんなかたち」などと声が上がります。自分が見つけた葉っぱをお友だちと比べたり、どこに落ちていたかを教え合いっこしたり。競争でもなく、自分だけの満足でもない、若木のようにしなやかな関わりが生まれていました。雨は子どもたちの瑞々しい感性の広がりに素敵な隠し味を加えているようでした。
帰路も、多少の疲れは見えましたが、靴が濡れて気持ちが悪いだとか、もう歩けないだとか言う子は一人もいませんでした。雨の中で遊ぶとはこんなものだと、どこかで分かったのだと思います。そして好奇心は困難を吹き飛ばすということも。雨がそれを教えてくれました。