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  • 2022年5月26日

    インドアカネで草木染め

     茜色(あかねいろ)と言えば夕焼けの色。それが衣服の色になると思うと嬉しいような不思議なような、じんわりワクワクする気持ちになります。インドアカネ(根っこの部分)を使い、茜色にTシャツを染めました。

     インドアカネを紙パックに入れ、お湯に入れて煮出します。みるみるお湯が赤く色づいて、20分ほどすると赤ワインのような色になってきます。これで染液の完成です。あらかじめ豆乳でもみ洗いしたTシャツに(タンパク質があると濃く染まるので)、前もって絞りを作っています。ビー玉を輪ゴムで留めたり、割りばしで挟んで縛り付けたり、タコ糸で縛ってみたりと色んな工夫があります。それを染液に浸けて揉み込みます。

     そしてミョウバンを溶かした定着液で洗い、また染液に浸けて、を3度ほど繰り返し、その後水洗いをします。ビー玉などの絞りを外すと、きれいな模様が出てきます。一着一着染まり方が違って、作者の個性が出ているように感じます。家で着て欲しいなあ。

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