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2017年7月27日
墨絵を描きました
大きなスイカを実際に抱えて体で感じてみました。こんなとき子どもは何を感じているのでしょうね。大きさ、ずっしりとした重さ、そしてどこかで何とも言えない不思議さを感じているのだと思います。それが描く意欲につながるはずです。スイカを切って真っ赤な中身も見た後、筆を持ちました。紙いっぱいに大きなスイカを描きながら、筆を紙の上で動かす感触のやわらかさ、墨が滲んでいくときのゆっくりとした時間の流れ、それぞれの子どもが自分なりの興味を感じ、表現へと導かれていました。描く行為はこころの動きとの連動なのですね。