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  • 2017年7月29日

    夏野菜を絵の具で描くことの楽しさ

     ウリとナス、パプリカ(子どもには赤いピーマンという言い方をしました)を子どもたちに触ってもらい、どんな感じがするか尋ねました。「つるつるしてる」とか「かるい」という言葉が出ました。両手でないと持ちきれないほどの大きな丸ナスは、確かに軽いと感じるかもしれませんね。匂いをかぐ子もいました。

     

     自分の描きたい野菜を決め、絵の具を2色選んだら、お絵かきの始まりです。

     

     水墨画用紙とホルベインの透明水彩絵の具は相性がいいようです。水の吸い込みが良く、色を重ねたときに筆の上で絵の具が混ざって求めない色になってしまうことがほとんどありません。それに発色も良い。

     

     子どもたちは色と形に向き合いながら筆をすすめます。絵の具が紙に染み込み、形が生まれていく楽しさが意識の集中を促します。1015分ぐらいは静かな時間が流れます。それぞれのタイミングで子どもから発せられる静かで落ち着きのある「できた」という声が、活動の終わりとその満足度をあわらします。

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